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皆さんこんにちは!
宮崎県延岡市を拠点にニーズに沿った幅広い建築業務を行っている
有限会社テックインファスナー、更新担当の富山です。
目次
防水工事は、建物を水から守る「最後の砦」といえる重要な工事です。
しかし、施工方法や素材選定を誤ると、雨漏りや膨れ、ひび割れといった深刻なトラブルにつながります。
ここでは、実際に多いトラブル事例と、その原因・再発防止策を詳しく解説します。
事例:防水層の重ね合わせ不足、端部処理の甘さで隙間から水が浸入。
原因:施工者の技術不足、チェック体制の甘さ。
対策:施工時に二重三重の確認を行い、完了後も散水試験で検証する。
事例:屋上にウレタン防水を施工したが、直射日光や温度差により早期劣化。
原因:用途や立地条件を無視した素材選定。
対策:環境に応じてシート防水・FRP防水・アスファルト防水など最適な工法を選ぶ。
事例:既存防水層の劣化を放置したまま上塗りし、短期間で剥離。
原因:下地処理不足。
対策:既存防水層の状態を入念に調査し、劣化部分は必ず撤去・補修してから施工。
事例:防水層に膨れやひび割れが発生し、美観と機能性を損失。
原因:下地の湿気を閉じ込めたまま施工、温度管理不足。
対策:施工前の含水率測定や乾燥工程を徹底する。
施工前調査の徹底:赤外線調査や打診で下地状態を確認。
施工管理体制の強化:職人の経験だけでなく、チェックシートや記録写真で管理。
アフターケア:定期点検を実施し、小さな異常を早期に発見。
防水工事は建物を水害から守る最前線ですが、施工不良や素材ミスがあれば逆に建物を傷める原因となります。
トラブル事例の多くは「施工管理不足」や「素材選定ミス」から発生
再発防止には、事前調査・施工管理・アフターケアの3本柱が不可欠
防水工事を成功させるためには、経験豊富で信頼できる業者を選び、施工後も定期的なメンテナンスを行うことが重要です。
次回もお楽しみに!
有限会社テックインファスナーでは、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!
宮崎県延岡市を拠点にニーズに沿った幅広い建築業務を行っております。
私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。
ぜひ求人情報ページをご覧ください。皆さまのご応募を心よりお待ちしております!
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目次
建物は年月とともに必ず劣化していきます。
外壁のひび割れや屋根の劣化、水の侵入、鉄筋の腐食などは、放置すると建物の寿命を縮め、補修費用も膨大になります。
そのため、建物の現状を正確に把握し、適切な改修計画を立てることが不可欠です。
ここでは、建物調査・診断で用いられる代表的な技術や、見逃してはいけない劣化のサインについて詳しく解説します。
安全性の確保:外壁の剥落や雨漏りは、人命に関わる事故につながることも。
資産価値の維持:適切な時期にメンテナンスを行うことで、建物の価値を守れる。
修繕計画の基礎:劣化状況をデータ化し、長期修繕計画に反映できる。
マンションや商業施設、工場など、大規模な建物ほど「定期的な診断」は欠かせません。
赤外線カメラを用いて外壁や屋根の表面温度を測定する調査です。
原理:浮きや剥離がある部分は熱の伝わり方が異なるため、赤外線画像で異常を検出可能。
メリット:足場を組まずに広範囲を短時間で調査できる。
活用例:タイルの浮き、外壁塗膜の剥がれ、雨漏りの原因特定。
建物の表面をハンマーなどで叩き、音の違いから劣化を見極める方法。
中実音:健全な状態。
濁音:浮きや剥離があるサイン。
特徴:人の経験と感覚が重要で、赤外線調査と併用することが多い。
コンクリートの耐久性を左右するのが「中性化」です。
原因:大気中の二酸化炭素がコンクリート内部に浸透し、アルカリ性を失う。
影響:鉄筋が錆びやすくなり、ひび割れや剥落を引き起こす。
方法:コンクリートを採取し、フェノールフタレイン溶液を噴霧して変色の有無を確認。
外壁のひび割れ
タイルや塗膜の浮き・剥離
鉄筋の錆汁
屋上の水たまりや雨漏り
コンクリートの中性化
これらを放置すると大規模修繕に発展するため、早期発見が肝心です。
建物調査・診断は、単なる点検ではなく「建物の健康診断」です。
赤外線調査・打診・中性化試験などの技術を組み合わせることで、劣化のサインを見逃さず、早期対応が可能になります。大切な資産を守るためにも、定期的な診断を怠らないことが何より重要です。
次回もお楽しみに!
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「解体工事」と聞くと、“壊すだけの仕事”というイメージを持たれる方も多いかもしれません。
しかし実際は、周囲の安全確保・環境対策・資材リサイクルなど、繊細かつ高度な作業の連続です。
今回は、そんな解体工事の実際と舞台裏をご紹介します。
解体工事は、単に建物を壊すのではなく、「次の建設のスタートラインを整える」大切な工程です。
都市再開発や老朽化対策、新築準備など、未来のために必要不可欠な仕事です。
都市部では建物同士の距離が近く、以下のような配慮が求められます。
仮囲いの設置:粉じんの飛散防止。
防音シートの設置:騒音対策。
重機の選定:大型重機が使えない狭小地では小型機械を使用。
交通誘導員の配置:周囲の歩行者や車両の安全確保。
これらを徹底することで、周囲への影響を最小限に抑えます。
解体工事は次のような工程で進められます。
近隣への事前挨拶・説明
ライフライン(電気・水道・ガス)の停止手続き
仮設工事(足場・養生シート)
内装解体(手作業で撤去)
構造物解体(重機による撤去)
廃材分別・運搬
敷地整地・最終確認
どの工程も「安全第一」で行われます。
近年の解体工事では 環境配慮 が大きなテーマです。
アスベスト除去工事:飛散防止対策を徹底。
廃材分別回収:木材・鉄・コンクリート・プラスチックを分類。
リサイクル率の向上:再利用できる資材は積極的に循環利用。
壊すだけでなく、地球環境を守ることも解体工事の使命となっています。
解体工事は事故のリスクが高いため、安全管理が最も重要です。
作業前のKY(危険予知)活動
重機オペレーターと作業員の連携
粉じん対策のための散水作業
事故防止のためのヘルメット・安全帯徹底
現場では一瞬の気の緩みが大事故につながるため、細心の注意が払われます。
解体工事は「壊す作業」ではなく「未来をつくるための撤去作業」です。
安全第一・環境配慮・リサイクル、この3つの柱を守ることで、次の建設へスムーズにつなげることができます。
普段は見えない解体現場の努力を知っていただくことで、その価値をより実感していただければ幸いです。
次回もお楽しみに!
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「塗装工事」と聞くと、多くの方は“色を塗り替えて見た目をきれいにする工事”をイメージされるでしょう。
確かに美観を整えることは大きな役割のひとつですが、実は塗装工事の本当の価値は “保護膜”として建物を守ること にあります。
紫外線・雨・風・排気ガス・湿気といった外的要因は、建物の寿命を縮める大敵です。
塗装による塗膜は、それらから建物を守る「盾」のような存在。今回は、そんな塗装工事の裏側と塗膜のチカラに迫ります。
塗装の目的は大きく分けて以下の2つです。
美観の維持・向上
外壁や屋根を塗り替えることで、色褪せや汚れをリフレッシュ。建物全体が明るくなり、資産価値も高まります。
保護機能
雨水の浸入を防ぎ、鉄部のサビやコンクリートの劣化を抑制。まさに“見えない鎧”として建物を長持ちさせる効果があります。
特に保護機能は目に見えにくいため軽視されがちですが、塗膜があるかないかで建物の寿命は大きく変わります。
塗料にはいくつかの種類があり、それぞれ耐久年数が異なります。
アクリル塗料:耐久5〜7年、低コスト。
ウレタン塗料:耐久8〜10年、柔軟性あり。
シリコン塗料:耐久12〜15年、コスパ良好で主流。
フッ素塗料:耐久15〜20年、高耐久・高価格。
無機塗料:耐久20年以上、紫外線に強い最新塗料。
建物の立地条件や予算に合わせて、適切な塗料を選ぶことが重要です。
塗装工事の仕上がりは「下地処理」で決まるといわれます。
高圧洗浄:外壁のカビや汚れを除去。
ケレン作業:鉄部のサビを落とす。
クラック補修:ひび割れを補修し雨水の浸入を防ぐ。
この工程を丁寧に行わないと、どんなに高性能な塗料でもすぐに剥がれてしまいます。
塗装職人の腕の見せどころです。
一般的な塗装工事の工程は以下の通りです。
足場設置・養生
高圧洗浄
下地補修・ケレン
下塗り(シーラー)
中塗り(塗料の機能を持たせる)
上塗り(仕上げ)
最終検査・足場解体
この3度塗りが基本で、手間を惜しまないことで耐久性が格段に上がります。
塗膜は建物の「皮膚」のようなものです。
人の肌が紫外線や乾燥から守られているように、塗膜もまた建物を外的要因から守ります。
定期的な塗り替えを怠れば、雨水の浸入による内部腐食、鉄筋のサビ、最悪の場合は建物全体の寿命を縮めることにつながります。
塗装工事は“色を塗る作業”ではなく、建物の健康を守る大切なメンテナンスです。
美観と保護、その両輪が揃って初めて塗装工事の真価が発揮されます。
「ただの色塗り」と思っていた方も、これを機に塗膜のチカラを再認識していただければと思います。
次回もお楽しみに!
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〜見た目だけじゃない、機能も安心も支える外壁メンテ〜
今回は「外壁改修」について詳しくご紹介します。
家やビルの“顔”とも言える外壁。
実は見た目以上に、建物の耐久性や快適性に大きな影響を与えているのです。
風雨や紫外線からの保護
→ 雨・風・雪・紫外線などの自然環境に常にさらされる外壁は、いわば「外敵を防ぐ最前線」です。
断熱・遮音性能の保持
→ 断熱材やサイディングの状態が劣化すると、冷暖房効率が悪化し、居住環境の快適性が損なわれます。
防火性能の維持
→ 特に防火地域においては、外壁の素材や仕上げにより法的な要件も満たす必要があります。
外壁の劣化は、意外と「静かに」「じわじわ」と進行します。
以下のようなサインがあれば、要注意です。
ヒビ割れ(クラック)の発生
塗装の剥がれ・色あせ
チョーキング現象(白い粉が手につく)
コーキングの割れ・硬化
サイディングの反り・浮き
これらを早期に発見し、適切な補修を行うことで、建物の劣化スピードを大幅に遅らせることができます。
ある戸建住宅で、「外壁の色がくすんできた」とのことでご相談をいただきました。
調査してみると、塗膜の防水性がほぼ失われており、細かなクラックも多数。
内部の断熱材にも湿気が達している箇所がありました。
そこで、クラック補修の上に外壁塗装を施し、さらに目地のコーキングもすべて打ち替え。
仕上がりも美しくなり、住人の方にも「まるで新築みたい!」と喜ばれました。
シーリング打ち替え・打ち増し
→ 外壁パネルの隙間(目地)に充填されたゴム状の材料を交換。防水性が復活。
塗装改修(再塗装)
→ 紫外線や雨風から外壁を守る塗膜を新たに塗り直し、美観と機能を両立。
外壁カバー工法
→ 劣化が進んでいる場合、既存外壁の上に新しい外壁材を重ねることで、断熱性や防水性を強化。
外壁材にもよりますが、以下がひとつの目安です。
モルタル壁:10〜15年ごとの点検・再塗装
窯業系サイディング:10〜12年ごとに塗装&コーキング
金属系サイディング:15年〜で点検、必要に応じてカバー工法
外壁が傷んでくると、どうしても「古い印象」「管理がされていない印象」が強くなります。
逆に、外壁がきちんと手入れされている建物は、見る人に安心感と清潔感を与えます。
見た目と性能、両方の観点から“顔のメンテナンス”をすることが、建物全体の価値を守ることにつながるのです。
次回は、建物の表情を美しく彩る「塗装工事」にフォーカスしてお届けします。
塗装は、色を塗るだけではない“機能性の塊”。
次回もお楽しみに!
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〜水を防ぐだけじゃない、建物を守る防水のチカラ〜
第1回では「建築メンテナンスの必要性」についてお話ししましたが、今回はより具体的なテーマ「防水工事」について掘り下げていきます。
「防水」と聞くと、ただ“水が入らないようにする工事”というイメージを持たれる方が多いかもしれません。
もちろんそれも正しいのですが、実は防水工事は建物の構造や寿命を守るために欠かせない“盾”のような存在なのです。
建物にとって水の侵入は、いわば“静かに進行する破壊”。
コンクリートの中に水が入り込めば、鉄筋が錆びて膨張し、ひび割れを引き起こします。
木造建築なら、木材が腐ったり、シロアリの被害が進行することも。
つまり、防水工事は「見えないダメージを未然に防ぐ工事」であり、建物の寿命を大きく左右するキーポイントなのです。
屋上・バルコニー
→ 雨水が最も溜まりやすく、劣化しやすい部位です。特に平らな屋上は排水性が悪く、防水層の劣化がダイレクトに雨漏りに直結します。
外壁との取り合い部分
→ 窓まわり、笠木(外壁の上部)、配管の貫通部など、さまざまな“隙間”が防水の弱点になります。
地下構造部分(ベースメント)
→ 地下に水が入り込むと、排出も困難になり、カビや構造劣化の原因になります。
ある築20年のアパートでは、最上階の一室だけクロスの浮きとカビが目立ち始めたことから調査依頼が入りました。
天井裏を点検したところ、屋上の防水層に“微細なピンホール(小さな穴)”が見つかりました。
わずかな水分がじわじわと浸入し、クロス裏に湿気がこもってカビを発生させていたのです。
このように、防水層の劣化は「見えないところ」で起き、症状として現れる頃には内部へのダメージが進んでいることも多いのです。
ウレタン防水
液状のウレタン樹脂を塗布して膜を形成するタイプ。複雑な形状にも対応可能で、コストも比較的安価。
シート防水(塩ビシート・ゴムシート)
工場で作られた防水シートを敷設。均一な品質が確保され、耐久性も高い。
FRP防水(繊維強化プラスチック)
浴室やベランダに多く使われる、軽量で強靭な防水層。硬化も早く、メンテナンス性も◎。
防水層の耐用年数は素材や施工状況にもよりますが、おおよそ10〜15年が目安。
外見に変化がないからといって油断せず、「防水層も“消耗品”である」という意識が必要です。
定期的な防水診断+必要に応じた改修工事
これが建物を長持ちさせる最大の秘訣です。
次回もお楽しみに!
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前回に引き続き、「江平ビル防水他改修工事」について、今回は屋上パラペット部や外壁のひび割れ補修に焦点を当ててご紹介いたします。
建物の最上部にあたる屋上やパラペットは、雨風や紫外線に常時さらされており、劣化しやすい部位です。また、建物の外観にも直結するため、美観の維持も重要となります。
コンクリート表面の摩耗、劣化
水切れが悪く、藻や汚れが付着
欠損部(欠け・剥離)が点在し、内部への雨水浸入のリスク
下地清掃と研磨処理
欠損部補修(樹脂モルタルによる充填と整形)
プライマー塗布後、ウレタン防水材塗布
全体をトップコート仕上げで保護
仕上がりはシームレスで防水性の高い状態となり、雨水の滞留や劣化の再発を防ぐ仕上がりに。
南面外壁にて目立ったひび割れが確認され、エポキシ樹脂による注入補修を実施しました。
ひび割れ部に座金・注入口設置
エポキシ樹脂を低圧注入し、内部までしっかり充填(写真11~12)
注入後は養生処理(写真13)
シール材充填後に、周辺を塗装仕上げ(写真14~16)
外壁の安全性・美観ともに大幅に向上しました。
高所作業車を使用しての安全対策を徹底
天候により工程調整を行い、確実な硬化時間を確保
材料選定は信頼性の高い防水材・樹脂を使用(日本製)
今回の工事は、ウレタン塗膜防水を主軸とした総合改修工事でした。
ベランダ:防水再生と支柱廻り補修
屋上パラペット:欠損補修+防水
外壁:ひび割れ補修+塗装仕上げ
入居者様・管理会社様と緊密な連携を図りながら、無事故・無災害で無事完工することができました。
今後も建物の資産価値を守るために、定期的なメンテナンスと計画的な改修工事の大切さをお伝えしてまいります。
改めまして、ご協力いただいたすべての皆様に心より感謝申し上げます。
次回もお楽しみに!
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今回は、「江平ビル」にて実施された防水他改修工事の模様をご紹介いたします。
本工事の主な目的は、建物の長寿命化と快適性の維持です。特に屋外に面したベランダや屋上のパラペット部などは、紫外線・風雨により劣化が進行しやすく、漏水や構造へのダメージにつながる可能性があります。
江平ビルでは、ウレタン塗膜防水を中心とした補修・保全工事を、入居者様や管理会社様と密に連携を取りながら進めてまいりました。
ベランダ床面は、各室に共通して以下のような状態が見られました。
経年によるアスファルト・コンクリート表層の劣化
多数のヘアクラック(細かなひび割れ)
一部表面の摩耗、雨染み、排水勾配の不良
支柱廻りの隙間や不具合による雨水浸入リスク
特にベランダの手摺支柱周囲は、躯体と金物の取り合い部分からの漏水リスクが高く、重点的な補修が必要でした。
① 下地処理
既存の床仕上げ材を撤去し、高圧洗浄で汚れを除去。クラック部にはエポキシ樹脂注入やシーリング処理を施し、平滑な下地を形成。
② プライマー塗布
ウレタン防水材がしっかりと密着するよう、専用プライマーを塗布。湿度や気温に合わせて乾燥時間を調整しました。
③ ウレタン防水材塗布(2層)
液状の防水材をローラーとヘラで2回に分けて塗布し、厚みと均一性を確保。防水性能を高めるため、必要箇所に補強メッシュを挿入。
④ トップコート仕上げ
紫外線に強いトップコートで仕上げ、耐候性と美観を両立。
仕上がりは、グレーの防水層がベランダ全体を一体化し、見た目もスッキリと美しくなりました。以下のような効果が得られています。
雨漏りのリスクを低減し、安心して生活できる空間に
掃除しやすい平滑な床面
手摺支柱廻りも隙間無く処理され、構造的な安心感
今回の工事では、各室ごとに工事日程や工程内容のご案内を行い、事前打合せを密に実施しました。工事中は一時的な音や作業者の出入りがあるため、入居者様のご理解とご協力は不可欠です。
おかげさまで、スムーズな工事進行ができ、安全・確実・予定通りの工程で完了することができました。
次回は、屋上のパラペット防水や外壁のひび割れ補修工事について、詳しくご紹介いたします!
次回もお楽しみに!
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〜ウレタン塗膜防水X-2工法の効果と完成後の姿〜
今回は、北方文化センター農産加工室で行った屋根防水改修工事の後編として、実際の施工内容・使用材料・完成後の状態を中心にご紹介します。
今回採用したX-2工法とは、通気緩衝シートを下地に敷き、その上からウレタン防水材を塗布する工法で、以下のような利点があります。
✅ 下地の動きに追従しやすく、ひび割れに強い
✅ 通気層により、水分の膨れを防止
✅ 継ぎ目がなく、美しい一体感のある仕上がり
✅ 塗膜の厚さを確保し、耐久年数が長い
下地清掃・高圧洗浄
既存防水層や汚れ、埃を除去。下地の状態を確認し、段差やクラックを補修。
プライマー塗布&通気緩衝シートの設置
下地との密着性を高めつつ、内部からの水分膨れも防ぎます。
ウレタン防水材1層目・2層目塗布
均一な厚みを保ちながら塗布。職人の技術が光る部分です。
トップコート仕上げ
紫外線や熱、雨風に対する最終コーティング。色もグレーで明るく見栄えもUP!
12月2日には、撤去していた空調機器4台を再設置。
配管の再接続、保温処理、ドレン処理なども細部まで確認・復旧しました。
さらに、防振マットの設置によって建物への振動伝播も軽減。機器の安定性・長期使用を見据えた施工です。
ビフォーアフターを比べると、屋上の印象が劇的に変化しているのが一目瞭然です。
水たまりやひび割れがなくなり、排水性も大幅に向上
室外機周りの動線が整備され、保守点検もしやすく
清潔感のある仕上がりで、施設の美観も向上
施設のご担当者様からは「思っていた以上にきれいに仕上がって驚いた」とのお声も頂戴しました。
屋上防水は普段目に触れる機会が少ないですが、建物の寿命・快適性・安全性を左右する非常に重要な工事です。
今回のように、設備と一体で計画を立て、確実に完了させることで、より長期的に安心できる建物環境を守ることができます。
施設の皆さまのご協力により、本格的な寒さが訪れる前に暖房設備の再稼働が実現できたこと、心より感謝申し上げます。
次回もお楽しみに!
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〜着工前の準備と施工計画の裏側に迫る〜
今回は、令和6年10月より着工いたしました「北方文化センター農産加工室 屋根防水改修工事」について、2回に分けて施工の様子を詳しくご紹介していきます。
今回の現場は、北方文化センター内の農産加工室屋上。
これまでも何度か補修が行われてきた箇所ですが、長年の風雨による劣化により、既存防水層の浮き・破れ・水たまりによる防水性の低下が確認されました。
特に施設利用が増える冬季前にしっかりと改修する必要があり、建物の寿命延伸や漏水リスク軽減のためにも非常に重要な工事となりました。
工事名称:北方文化センター農産加工室 屋根防水改修工事
工法種別:ウレタン塗膜防水X-2工法(通気緩衝+トップコート仕上げ)
工期:令和6年10月16日〜令和7年1月17日(約3ヵ月)
今回の工事で最も大きなポイントとなったのが、屋上に設置されていた空調機器(室外機)や配管の存在です。
通常、室外機の下や配管の周辺は作業が難しく、仕上がりにムラが出る恐れがあるため、施工品質を最優先するには一時的に撤去する必要があると判断しました。
クレーンを使い、安全に屋上から地上へ搬出
地上に一時仮置きスペースを確保
配管は切断・識別マーキング・端末処理を行い再接続準備
このように、防水工事と空調設備工事を並行して計画した点が、今回の工事の成功のカギとなりました。
空調機器を撤去する期間中、当然ながら施設内の暖房は使用できません。
そのため、以下のようなきめ細かな計画と調整を行いました。
📆 天気予報を綿密にチェックし、晴れが続くタイミングを選定
🗣 施設のご担当者様と連日打ち合わせを実施
🛠 必要部材や資材の事前搬入を徹底し、現場作業の時短を追求
その結果、11月18日に空調機器を撤去し、約10日で防水工事を完了。12月2日には再設置まで完了させることができました。
次回のブログでは、採用されたウレタン塗膜防水X-2工法の特長や施工工程、仕上がりの美しさ・性能について、写真付きで詳しく解説いたします。
現場での丁寧な仕事ぶりや、お客様との連携が実を結んだ成果を、ぜひご覧ください。
次回もお楽しみに!
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